全国のホラー映画ファンの皆さんこんにちは。6月以来ずっと体調を崩して写真を撮れていないいるです。
今回は話さない限り咳が出なくなったのでクライムズ・オブ・ザ・フューチャーというホラー?映画を観てきたときのお話です。
皆さんはホラー映画好きですか?
この記事読んでいる方はクライムズ・オブ・ザ・フューチャーを知っている・気になっている方かホラー映画が好きかTwitterからのリンクで見に来てくれた優しい方だと思っています。
私自身はホラー映画が大好きでアマプラの動画見放題を入れれば月3〜4作品くらいは観ていると思います。
ホラー映画っておそらく好きな人より苦手な人のほうが多いと思いますし、結構ニッチなジャンルかと思いますが個人的にはジェットコースターに乗る感覚で観ています。怖いもの見たさというか観たあとの謎の爽快感と言いますか…w
アクション映画では味わえない緊張感やスリルが楽しめるのがホラー映画の醍醐味かなぁなんて思っています!
なので邦画のホラーよりは洋画のホラーのほうが好きで観る作品の95%以上は洋ホラーとなっています。
邦画ホラーの好きな方には申し訳ないのですが怨念とかそういうのが動機で幽霊に〜みたいな展開は個人的にはスッキリしないし自分がホラーに求めている内容ではないので余り観る気にならないんですよね…
逆に洋ホラーは片っ端からぶっ◯せ!的な感じが謎に好感が持てますw
ちなみに今回に関しては上記のような感じでありませんでした。
あらすじ
冒頭ざっくりですが、
今回のお話は今より未来、進化した人類は痛みを感じなくなり、人体改造を行ってそれを芸術と言うようになっていました。
中には特殊な臓器を持つ人も現れ、主人公は体内で新たな臓器が勝手に生まれてくるという体質で体内の臓器にタトゥーを施しその後摘出するというショーを行っていました。
また、別な場所ではプラスチックを食べる少年が母親に殺されて…
というう感じの話です。
うん…自分で書いておいてなんですが私の拙い文書では全く説明できませんねw
ちなみにあとから知ったのですがこの映画、ボディホラーと言うジャンルに分類されるみたいですね。
感想
第一印象は気持ち悪い
まず最初に大声で言っておきたいのはこの映画かなり気持ち悪いのにPG12なんです!
映画見終わったあとにPG12を改めて調べたところ…
PG-12の「PG」は"Parental Guidance"の略称であり、映倫は「小学生は保護者の助言や指導が必要である」と定義している[1][2]。 映倫の事務局長である石川知春は作品内容によるとしつつも、この定義について「12歳未満だから見てはいけないという意味ではなく、親や保護者が子供に見せてよいか判断するものである」とNHKの取材に答えており、「見せてよいと判断した場合でも、一緒に観覧した後に、現実では起きえない物語である旨を説明するのが望ましいと考えている」と話している[1]。また、CinemaPlusでは「あくまでも[保護者の助言や指導が]あったほうがいいってことで、結果的にこれもまた誰でも見ることができます。意味合いとしては“刺激が強いですよ!”というぐらいです。」と解説している[3]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/PG-12%E6%8C%87%E5%AE%9A%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB%E4%B8%80%E8%A6%A7
つまり小学生も観ようと思えば観れちゃうんですよねw(これを観る小学生ががいるかはともかく
ちなみに映画鬼滅の刃もPG12です。
この映画あらすじでも書いた通り体内の臓器に入れ墨してその後摘出するというまぁ普通に気持ち悪いシーンだったり、予告にも出てくるのですが体中に耳が生えている人の目や口を縫合したりと割りとショッキングなシーンがあります。
もちろんみんな痛覚がないので痛みを訴えたりとか大量の血が流れたりとかはあまりないですし、何なら主人公めっちゃ気持ちよさそうな顔してるんですがそれでもやってることはなかなかです。
ただ、暴力的な部分で言えば少ないし直接的に官能的な場面が多々あるわけではないから…PG12で許されたのかなぁと自分に言い聞かせることにしました。
とりあえず最初の感想としては気持ち悪いってのがあります。
今の自分の感覚と未来の人々の感覚
このお話は未来のお話です。
なのでみんな「痛覚がない」を前提に話が進んでいます。そのため映画の人たちは人体改造をアートとして見ているため多くの人たちが人体という芸術に魅了されていきます。
もちろん私は痛覚があるので意識のある状態でお腹が開かれるなんて痛いシーンにした見えないのですが映画の登場人物たちにはショーであり芸術です。何ならみんな写真や動画を撮っています。この差もまた、この映画の気持ち悪さと異常さを増幅させているのかと感じました。
謎のベッドやら椅子が更に不気味さを増長させる
この映画出てくるものが逐一気持ち悪いです。
不規則に揺れ、臓器を想起させるようなベッド、これまた不規則に揺れ咀嚼?消化?を促すための人骨で作ったかのような椅子、そしてショーで解剖、摘出するための機械…すべてのデザインが不気味さを増長させています。
BGMがほぼなく若干眠くなるかも
この映画テンポが良いわけでもなく大きな音が鳴ったりもしないので人によっては結構眠くなるかもです。
自分も途中少し眠くなりましたw
現代にも通ずる内容
主人公あらすじに書いたプラスチックを食べる子供の父親に子供の死体をショーで解剖していほしいと依頼されます。
父親はある組織のメンバーで目指すものはプラスチックを食べても消化し、死なない人間。組織はプラスチック入りのチョコレートを開発し、人類の食料問題を解決しようとしています。
そこでプラスチックを食べる自分の子供を解剖し、きれいな臓器を観客に見せてほしいと主人公たちにお願いします。
しかし、実際に解剖してみると…といった現代の環境問題にも通ずる内容なんかも含まれています。
現代・過去・未来問題は常にあり、そして時代が変われば人も変わる。人が変われば考え方も変わると監督は言いたかったのかなぁと考えてしまいました。
ラストシーンについて
ラストシーンは主人公がプラスチック入りのチョコレートを食べ、言葉では言い表せないなんとも言えない表情で幕をとじます。
これは人によって様々な解釈が生まれそうですが、個人的は…
1.主人公はさらなる進化を臨んだ
2.特に意味はない(君たちはどう生きるか!)
なんてことを考えましたが答えはわかりません…
まとめ
今まで観てきたホラー映画とは全く違う異質なホラー映画だと感じました。
そもそもホラー映画として書きましたが人によってはSFであったり、芸術であったりと様々な解釈が生まれそうです。
茨城ではやってる映画館は一箇所。上映劇場もかなり少ないですが決してつまらなくはない映画。
観たあとしばらく頭から離れなくなる。そんな内容です。
様々な解釈が生まれる映画だと思うので是非観てください!